かきもち
見ての通りのダンボールです。
左から「もえるゴミ」「もえないゴミ」「もえないゴミ」のワンペア。
ダンボールのくせに、それぞれ捨てていいものも細かく表記されてる。
「もえるゴミ ワリバシ、紙類、食材の残り物」
「もえないゴミ パック類、ビニール」
ダンボールのくせに徹底分別志向。
というのもこれがある限られた場所に臨時に作られたものだからだ。
小学校の校庭でバザーのような催しが行われた。
お父さん&お母さんがやってるような屋台も出ており、その周辺にあったものだ。多分このゴミ箱を作った方々も同じ人たちだろう。
屋台となれば自然と出てくるゴミは限られてくる。
だから上の記述のように細かいゴミを名指しで指定している。
ダンボールだろうがなんだろうが、次の日は普通に子供たちの授業等が行われる校庭に、ゴミを残すわけにはいかないのだ。
なんなら教育の意も込め、徹底した分別を子供たちに教える存在を負っているかもしれない。
ダンボールだけど・・・。
またダンボールに印刷された「かきもち」の名が脱力感を煽る。
三つとも「かきもち」。
「かきもち」卸している店が小学校の近所にあるということだな。
「かきもち」侮るなかれ。